隋唐英雄傳 [マンガ]
台湾の少女漫画家、高永氏及び冠良氏の共同作品です。同名のアニメとのタイアップ作品で、隋末の動乱から唐の建国、玄武門の変を経て第二代皇帝太宗(李世民)の即位までの物語です。マンガ版はまだストーリー中途ですが、きれいな絵柄です…何というか、ちょっと前のプリンセス、LaLa系とでも言いましょうか。アニメは…何と言ったらいいのか、絵を活かしきれていません。
そもそも、私が中国語を習ったり、中華ポップスを聴くようになったのは、高校時代、陳舜臣氏の小説十八史略隋唐編を読んで以来、唐の第二代皇帝李世民に興味を持ったことに始まります。全く、妙なものにはまったものです。当時、調べようにも日本語で書かれた本の中に知りたいことが書かれたものはありませんでした。それなら、原典の歴史書を読んでしまえ、と社会人になってから購入したのですが、受験勉強程度の知識では手に負えませんでした。それで、漢文教室が見当らなかったので、替わりに中国語を学び、それからかなり横道にそれてしまいました。
マンガ版、有名な英雄である秦叔宝、単雄信と程知節は登場するのですが、本来なら瓦崗軍の幹部であるはずの徐世勣(李勣)が出てきません。アニメ版では何故かおじさんキャラで王伯當の方が若者になっていました。当時24歳(年齢諸説あり、一応生年AD594としておきます)くらいだったはずなので、登場シーン完全に伯當の方を李勣だと勘違いしていました。李密が年寄りだというのも解せません(彼の享年超えてしまいました。やれやれ) 李世民側では、皇后となる長孫氏(歴史上ではとっくに結婚している)、参謀の房玄齢(何故か若い)、そしてアイドル系にされてしまった義兄の柴紹、ライバルとして金髪美形と化してしまった王世充が登場します。今のところ、雁門で煬帝を救出したところでコミックスは中断しています。早く続刊が読みたいです。
日本版イラスト集が出ています。参考までに。
台湾のマンガ家さんは、市場が限られているのでどんなに売れっ子の人でもやっていくのが大変だそうです。すぐ隣にあるはずの巨大市場は、海賊版と無断使用が蔓延しています。そんな事情を耳にしていたため、少し前の日本の某テレビ番組内の「売れない日本の漫画家を台湾でデビューさせよう」という安易な企画に腹を立ててしまいました。
トラックバック 1
小前 亮 李世民 「李世民」 小前亮・著 講談社・出版 ? 『中国の英傑たち、ここにあつまる』 今日は先ず、個人的な、お話しから、、。 私は、以前、安能務著の「隋唐演義 上中下」に挑み挫折してしまいました。 簡単に言うと、途中で投げ







コメント 0